3月22日 地域の方々の思いに支えられ迎える卒業式
2025年3月22日 06時00分3月24日は小学校の卒業式です。
本校からも4人の卒業生が巣立ちます。
【松の木の剪定】
地域の方が松の木の剪定をしてくださいました。
毎朝のように清満橋のたもとで子どもたちの登校を見守ってくださっているSさんです。
寒の戻りで冷たい雨が降る中、作業をしてくださいました。
手入れの行き届いたきれいな学校で卒業式を迎えさせたい・・・
毎年、こうやって松の木の剪定をしてくださっています。今回は、お仕事の合間を縫って、合計4日間作業をしてくださいました。
本当にありがとうございます。
【6年教室の窓ガラス拭き】
清満公民館長のMさんは、毎年、卒業式前に6年生教室の窓ガラス拭きをしてくださっています。
20日の午前中も今年度の卒業生のために窓ガラスをきれいにしてくださいました。(画像がなくてすみません。)
きれいな教室から巣立たせたい…。その思い、しっかり受け止めました。
本当にありがとうございます。
【1515ボランティア】
14日には、今年度最後の1515ボランティアで、ゆずボラ(ゆずりがは森のボランティア)さんに学校周りをきれいにしていただきました。
中運動場の草引きと草刈り
斜面の草刈り
大運動場周辺の草刈り
枝打ち
卒業式に向けて、学校がみるみるきれいになっていきます。
ゆずボラさんたちの働きに触発されて、放課後子ども教室で過ごす子どもたちの中にも草引きのお手伝いをする子がいました。
引いた草を握りしめ、一輪車で子ども教室の先生に届けます。
そして、また草引きへ。
身近な大人の存在に大きく影響を受ける子どもたち。清満には生き方のモデルとなる方がたくさんいて、子どもたちも教職員も日々刺激をいただいています。いつもありがとうございます。
在校生や地域の方々の思いを胸に、卒業生は24日の卒業式に臨みます。
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今日がお誕生日の6年Sさん。
7月の朝ボランティアの後、かわいいお花をプレゼントしてくれたことがありました。草引きをしているときに見つけた野の花。引いて捨ててしまうのはもったいないと、生かす方法を考え、6年生教室に飾ることにしました。その時、「校長先生もどうぞ」と、分けてくれたのです。
Sさんは生き物が大好きで、その命を大事にします。人に対しても同様の心で接し、優しさにあふれていて、人を安心させる温かい雰囲気を体全体にまとっています
今年は最高学年として、縦割り班の班長や保健委員会の委員長など、リーダーとしていろいろな場面で活躍しました。人の前に立つことは決して得意ではないけれど、やらなければならないと覚悟を決めたら逃げ出さない、やり切る、その姿がすてきでした。
毎朝、保健委員としてトイレの窓開けをしていても、学級園の手入れをしていても、私の姿を見付けると、「校長先生、おはようございます」と、張りのある声で挨拶をしてくれました。真っ直ぐな瞳とさわやかな声に一日の元気とパワーをもらいました。
Sさんは気付いてないと思いますが、Sさんの近くにいると、どんな人でも素直な優しい人間に変身してしまう、そんな不思議なオーラを持っています。
少しずつ積み重ねた自信を胸に、中学校でもたくさんの友たちの心に癒しを与える温かい存在であり続けてほしいと思います。
今後は更にたくましさも身に付けながら成長していくであろうSさんを、全力で応援し続けます。お誕生日おめでとう。