4月26日 トキワバイカツツジの学習、卒業生現る
2024年4月26日 15時01分【トキワバイカツツジの学習】
昨日はトキワバイカプロジェクトのNさんを講師にお迎えして、トキワバイカツツジの学習を行いました。
常盤梅花躑躅(トキワバイカツツジ)は、世界でも宇和島市旧津島町の 山中1ヶ所(国有林含む)にのみ生育する珍しい植物です。生育環境の悪化や 盗掘による絶滅が危惧されている貴重なツツジです。その花は桜の花ほどの大きさで、薄ピンクの可憐な花を咲かせます。
Nさんは、子どもたちが比較しやすいように「ドウダンツツジ」と「トキワバイカツツジ」を準備してくださっていました。
5・6年生は、2種類のツツジを見比べ、その違いを確認しました。
ここ3年間の卒業記念植樹のトキワバイカツツジもじっくり観察しました。
そこで、疑問に思ったことをNさんに質問しました。
子どもたちは真剣にメモを取っていきました。
〇 トキワバイカツツジは、種から育てた場合、1年間で1㎝くらいしか伸びません。
〇 土は湿った状態を好みます。
〇 西日に弱いです。朝日は当ててあげる方がいいですが、強い日差しには弱いです。
〇 香りは強くはなく、トキワバイカツツジが群生しているところでは、開花時にはちみつのような香りがします。
などなど、5・6年生はトキワバイカツツジについてたくさん知識を蓄えました。
秋には、挿し木をします。昨年挿し木したものが6年生教室にあるので、その管理の仕方についても教えていただきました。
これからの活動が楽しみになる学習でした。
本校のトキワバイカツツジの花はそろそろ終わりになってきました。桜のように花びらが散るのではなく、花の形のままで散ります。来年もたくさんの花を咲かせてくれるよう、高学年を中心にお世話を頑張りたいと思います。
【卒業生現る】
中学校は家庭訪問で早めの下校ということで、23日・24日と卒業生が訪ねて来ました。せっかくできた貴重な自由時間に小学校に来校してくれることがとてもうれしいです。
前学級担任と満面の笑みでのツーショット、Sさん。
Yさんは、子ども教室にもご挨拶。大歓迎で迎えられて少々照れていました。子ども教室の仲間や先生にも近況報告。
新任の先生にもご挨拶。
部活が決定したばかりということでその話や給食の話、学級の様子や先生のことなど、たくさん話してくれました。
卒業して1か月しかたっていませんが、大人びて見えた卒業生たちでした。充実した中学校生活ぶりが垣間見えて安心しました。
清満小学校みんなで応援しています。