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12月8日 ドクターヘリ運用訓練

2022年12月8日 15時08分

12月8日 ドクターヘリ運用訓練

 

 今年度10月、清満小学校グラウンドが「ドクターヘリ ランデブーポイント」として登録され、本日、運用引継ぎ訓練が行われました。

 今回の訓練では、消防機関と学校・地域住民等の協力により、ドクターヘリの運用を検証し、今後発生しうる緊急事案に対して、円滑かつ安全に運用を図ることを目的として実施されました。

 

 今日の訓練は、救急事案が発生し、清満小学校がランデブーポイントに決定したと想定して行われました。

 消防署からポンプ車が出動し、グラウンドに水をまきます。

 これは、ドクターヘリの離着陸の際に風圧でグラウンドの土を巻き上げないようにするためです。プールの水を使用して、たっぷり散水してもらいました。

 黄色いのぼり(?)を国旗掲揚台に掲げて、ドクターヘリに風向きを知らせます。この日は、ほとんど風もなく、穏やかでした。

 

 体育館では、教頭から児童に、

・どうして今日このような訓練を行うのか。

・ドクターヘリの役割は何か。

・そのためにみんなはどのような行動をとればよいのか

などの説明がありました。

 いよいよドクターヘリが到着します。

 有事の際には、見学することはできませんが、今日は特別にグラウンドで見学させてもらいました。

着陸すると、救急車からドクターヘリへと引継ぎが行われました。

 そこまでの訓練が終わった後、ドクターヘリを見学させていただきました。

 後方部分が開閉してストレッチャーを出したり入れたりすることができます。とてもスムーズな動きでした。

 松山から清満まで約25分で来ることができるそうです。

 

 今日の訓練と見学を通して、ドクターヘリの役割や多くの人が連携しながら人命救助のために活躍していることを知ることができました。その大事なランデブーポイントの一つが清満小学校のグラウンドというわけです。

 

 万が一を想定しての今日の訓練は、学校側の動きも明確になり、風や音の影響がどのくらいあるのかも体験することができました。

 貴重な体験をさせていただきました。

 

 みんなは、清満小学校の上空を一回りして帰っていくドクターヘリを、見えなくなるまで見送りました。