1月30日 不審者対応避難訓練
2025年1月30日 11時06分今日は、講師にスクールサポーターのNさんと清満駐在所のMさんをお招きして、不審者対応避難訓練を行いました。
「刃物を持った不審者が職員玄関に現れ、興奮状態で扉を開けるよう要求している」という設定で行いました。
不審者を確認した後、教頭が不審者に対応している間に養護教諭が長笛で非常事態を知らせ、用務員が非常通報装置を押し、校長が校内放送で知らせ、その後不審者対応に当たりました。
各教室では、不審者から身を守るため、教室の出入り口を施錠し、不審者から見られないよう、身を低くして隠れました。
各教室の様子です。犯人の目線からは子どもたちの姿を確認することはできません。こうなると犯人は手も足も出ません。理想の隠れ方です。
その後、警察が到着し、犯人は確保されたと想定して訓練を終えました。
訓練後、体育館で講評を行っていただきました。
体育館では、不審者対応への指導もしていただきました。
指導していただいたことを基に、6年生児童2名がロールプレイを行いました。
①帰り道で声を掛けられた場合
声を掛けられ、手をつかまれそうになったので、防犯ブザーを鳴らして大声を出して逃げました。
素早い判断でダッシュで逃げ切ることができました。
②帰り道、後ろからランドセルをつかまれた場合
背後から不審者に襲われそうになり、防犯ブザーを鳴らしてランドセルを肩から外し、大声を出して逃げました。
二人ともランドセルの肩紐に防犯ブザーを付けているので、いざというときにすぐ反応でき、大声を出して逃げることができていました。
防犯ブザーは子どもたちの体や命を守ってくれます。2週間に1回程度、音が鳴るかどうか点検をしたり、使いやすい位置に付け直したりなど、御家庭でもお子さんの体や命を守る行動について一緒に考えてみてください。
子どもたちへの指導の後、職員も「さす股」の使い方を指導していただきました。
犯人の「胸」「胴」「膝」をねらうこと、
垂直に使う方法もあること、
さす股がない場合はパイプ椅子でも代用できることなどを教わりました。
さす股を構えたとき、おへその下の丹田で支えるようにすると、力が入りやすく、安定します。
学校が安全な場所であるよう、平時からの準備と訓練、心構えの大切さを学ぶことができました。
今回の訓練を踏まえ、御家庭でも外出時や留守番時の防犯についてお子さんと話し合ってみてください。