10月31日 防災事前復興教育(5・6年)、いじめSTOP愛顔会議
2024年10月31日 17時50分【防災事前復興教育(5・6年)】
今年度も防災事前復興教育を行います。
これは、宇和島市南海トラフ地震事前復興の取組の一つです。この学習は全5時間の予定です。
第1次の今日は、防災推進アドバイザーのYさんにオリエンテーションを行っていただきました。
宇和島市は県内最多の2,252か所が土砂災害指定箇所になっています。
西日本豪雨で人的被害のあった地域はハザードマップでも土砂災害警戒区域で示されている地域でした。
自分の住む地域のハザードマップを確認しておくことと早めの避難の大切さを学びました。
清満地区は津波の心配はありませんが、地滑りや土砂災害の危険性を含んだところが至る所にあります。自分の家も土砂に飲み込まれるかもしれないという危機感を持ってお話を聞きました。
今年1月の能登半島地震の映像や東日本大震災の津波が遡上する映像は怖くて目や耳をふさぐ人もいました。でも、南海トラフ地震はこの10倍以上の被害が想定されているそうです。怖さを知った上で、事前に自分たちにできることはないかと考えることが大切です。
建物の耐震化を行ったり、家具を固定したりすることで助かる命があることを学びました。
下は学習後の感想を発表しているところです。
一人一人、我が事として受け止め、事前復興について真剣に考えていました。
是非、これを機会に、御家庭でも災害に備えて事前にできることについてお子さんと話し合ってみてください。
【宇和島市いじめSTOP愛顔の子ども会議】
今日は各校の代表者がオンラインで会議を行いました。
11月21日に県下一斉に行われる「えひめいじめSTOP!ディplus(プラス)」の事前の取組として、宇和島市の全小中学校の代表者がオンラインでつながり、「よりよい人間関係を作るために」というテーマで話合いを行いました。
本校からは児童会役員の6年生AさんとNさんが参加しました。
動画を視聴し、それぞれに考えを持って話合いに臨みました。
動画の内容はSNSのプロフィール欄によく思っていない友達の悪口の書き込みをしてしまい、それが広がり、結果いじめにつながっていくというものでした。傍観者である自分はどうすればよいかということで話し合いました。
グループで話し合った後、全体で共有しました。
〇書き込みをした人を注意する。
〇それ以上広げないようにする。
〇信頼できる大人に相談する。
〇話合いの場を持つ。
〇書き込みをされた人の気持ちになって考える。
など、たくさんの考えが出されました。
参加者の意見を聞くこともいろいろな解決方法があることを知るうえで貴重な経験でした。
会議の後は、自校で振り返りを行いました。
いじめのない世の中にするため、今回の学びを全校にも広げていきたいと思います。