10月18日 脱穀と「わらぐろ」づくり(5・6年)
2024年10月18日 17時23分今日は、先日稲刈りして稲木に干した稲を脱穀しました。
を
稲作のスペシャリストのMさんに脱穀の方法を教わり、ゆずボラさんにもお手伝いいただきました。
地域学校協働活動推進員のTさんとご主人でビニールシートをかけて、昨日の雨をしのいでくださいました。
今日は一転、夏に逆戻りしたかのような暑さといい天気の下、5・6年生で稲を脱穀機にかけていきました。
あっという間に藁と実に分かれ、実は袋の中に入っていきました。藁は、「わらぐろ」にするために別の場所に運びました。
脱穀を終えて、「わらぐろ」づくりをしました。
「わらぐろ」とは、「田んぼで稲を刈り取って脱穀した後の藁を円錐状に積み上げたもの」を指します。
「わらぐろ」は、四国・中国地方で呼ばれている方言のようです。
かつては清満の田んぼでも「わらぐろ」があちこちで見られたそうですが、今は見かけなくなりました。収穫して干した乾燥ワラを、後日使うために、場所をとらないようにこのような形にして貯蔵していたのだそうです。家のような形にすることで、屋根の部分以外は雨にぬれることもありません。
先人の知恵ですね。
わらが少なかったので、円錐の高さが低くなってしまいましたが、「清満っ子田んぼ」にかわいい「わらぐろ」が完成しました。
稲刈り、脱穀、「わらぐろ」づくり等、子どもたちに昔ながらの稲作体験をさせていただいた皆様、本当にありがとうございました。