今日は、「夢団」のミュージカルを観劇しました。

　これは、津島中学校区の児童生徒を対象に、「山本稔人材育成事業」により実現したものです。

　「夢団」は、「本物」といえる舞台芸術の「夢」と「感動」を日本全国の子どもたちに届けることを目標に活動をしています。

　ミュージカル公演の演目は「あらしのよるに」。同名の絵本は子どもたちになじみの深いものです。

　内容は、『嵐の夜に出会ったヤギのメイと狼のガブ。小屋の中は真っ暗でお互いの姿は見えないまま、二匹は言葉を交わし、お互いの共通点を見付け仲良くなっていく。

　「あらしのよるに」を合言葉に翌日の再会を約束して、それぞれ小屋を後にする。

　ところが翌日、待ち合わせの場所でメイの前に現れたのは…。』

　子どもたちにも分かりやすい内容で友情をテーマにしたメッセージ性の強い演目。子どもたちは身を乗り出して観劇していました。そして、迫真の演技に圧倒され、二人が友情を貫くためにお互いを思いやる場面で涙する児童も…。

　本物を体験することの大切さを感じたミュージカルの観劇でした。

　公演の後、キャストを前に各校の代表児童が感想やお礼の言葉を述べました。本校は６年のＳさんが務めました。どの子も、迫力ある歌声や演出など、本物の舞台芸術に心動かされ、感動した様子を自分の言葉で伝えていて立派でした。

　御家庭でも今日の公演の内容等、詳しくはお子さんの口から是非聞いてください。

　今日の公演には、愛南町出身で宇和島東高校を卒業した先輩が出演していました。幼い時から思い描いていた夢を実現させた先輩からの力強いメッセージもいただきました。

　

　子どもたちにクオリティーの高い舞台芸術を堪能する貴重な機会を与えてくださった関係者の皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。