11月13日 理科(5年・6年)
2024年11月13日 17時27分【理科(5年)】
5年生の理科は非常勤講師のM先生が担当してくださっています。今、5年生は「流れる水のはたらき」という単元を学習しています。
先日は、砂山に蛇行した川を作り、流れる水が地面をけずる様子を観察し、けずられ方が水の量や速さと関係していることを捉えました。
今日は実際に岩松川に行き、川岸や川原、石の様子、災害対策の状況などを実際に見て確認しました。
岩松川を学校から上流に向かって歩いていくと、川の水をためる「せき」があります。川の水は、田んぼや畑、家庭などで使う、かかせないものです。「せき」はその水をためるために作られてきました。この「せき」は、水害を防ぐ役割もあります。
川原の石や川岸の様子を確認しました。
水の流れの速さを体感するために川にも入ってみました。
休憩中には、水切りをしたり、対岸の壁面に石が届くか挑戦している人もいました。
教室を飛び出して学習するというメリットを存分に感じた理科の学習でした。
斜面をよじ登る人、慎重に階段を上がる人、あえて古いはしごを使ってみる人など、7人それぞれの上り方で川から上がっていました。用心深く行動する人、勢いや感覚で行動する人が私の予想に反していて、教室とは違う子どもたちの姿が見られたことにうれしくなりました。
帰りには川岸で摘んだコスモスをプレゼントしてくれました。
もらった花は校長室を彩ってくれています。
【理科(6年)】
5年生「流れる水のはたらき」の学習を踏まえて、6年生では「大地のつくり」を学習します。
6年生の理科は教頭が担当しています。
10月末のある日、水のはたらきで地層ができるのか、実験して確かめていました。
校庭で集めてきた粒の大きさの違う砂を少量ずつビーカーに入れて水と混ぜ合わせ、メスシリンダーに勢いよく流し込んで堆積する様子を確認しました。
実験はこの後も続き、初めと同様に3種類のれき・砂・泥を水と混ぜ合わせ、再びメスシリンダーに流し込みました。
結果は子どもたちが予想したとおり、粒の大きなれき・砂・泥の順に堆積していきました。時間をおいて2回流し込んだので、同様の層が再びできました。
実験の結果を基に、層ができた様子を確認して、流れる水の働きによる地層のでき方について確認することができました。
実験していることと自然界で起こっていることを結び付け、納得しながら学習している6年生でした。