6月19日 防災学習会(全校)、プールデビュー(1・2年)
2024年6月19日 14時29分【防災学習会(全校)】
今日は、御槙小学校・地域の方々と共に防災学習会に参加しました。これは、愛媛県が県民の防災意識の向上を図るため、小中学生を対象に行っているもので、今回は「えひめ川の防災プログラム」を体験しました。
初めに、本プログラムについての説明がありました。
今日のプログラムの目的は、「防災学習を通して、水害から身を守る判断力を身に付ける」ことにあります。
次に低・中・高学年に分かれて下記の3つの体験をさせていただきました。
①水中歩行体験・WEBハザードマップ操作体験
水深50cmの流れのある川を避難したと想定して、片足ずつ7.5㎏の重りをつけた状態で歩いてみました。
思うように動けず、こけてしまう人もいました。浸水するまでに早めに避難することの大切さを感じていました。
タブレットの「伊達なうわじまホッとナビ」からハザードマップに入り、自分の家の近くの浸水の危険について確認しました。
河川カメラのQRコードを読み取り、清満橋付近の映像も確認しました。
②ダム模型体験・流域治水の取組紹介
大雨が降り、治水のために放流することになった場合を、パネルや模型を使って説明していただきました。
下流に急激な変動を与えない範囲での放流もあれば、異常な豪雨により、緊急放流を行う場合があり、その際の下流への影響も模型で示していただきました。緊急放流は、山財ダムができてから43年たちますが、これまでに一度だけあるそうです。
異常な大雨が続き、緊急放流が続くと、川が決壊し、家屋や車も浸水してしまう危険があることも模型で見せていただきました。
放流時は川に近付かない、緊急放流時は早めに避難することが大切です。
氾濫を防ぐために各自ができることも教えていただきました。流域治水です。
雨水をバケツに貯めれば、川へ流れる水を減らせます。一つのバケツに貯まる水の量はわずかですが、一人一人がそれを行えば、川に流れ出る水をかなり減らすことができます。
さっそく実行したいですね。
③岩松川散策(河川カメラ・水位計・警報装置)
岩松川を散策しながら、河川カメラや水位計、警報装置等を確認しました。
清満橋の方向を向いた河川カメラ
今回のために、分かりやすくパネルで水位を示してくださっていました。
水位計
警報装置
今回のプログラムは、岩松川や山財ダムなど、生活圏を考慮していただいた内容になっており、水害を我が事として考えることができました。
一人でも多くの人の命を救うのは、一人一人の行動にかかっていることを教わりました。正しい判断力を身に付けておけば、災害から命を守ることができます。
本格的な梅雨シーズンを迎える前に大切な学習を行うことができました。
【プールデビュー(1・2年)】
1・2年生にとっては待ちに待ったプール開き。その日にふさわしいプール日和の中、1年生は清満小学校プールデビューを果たしました。
今年度初めてのプールということで、入念に体操をし、プールの入り方やルール・マナーを学び、水に慣れ親しむことをメインに今日の授業を行いました。その様子を御覧ください。
力を抜いて上手に浮いています。
カエルもプールサイドで1・2年生のことを見守ってくれていました。
水泳の授業は10時間を予定しています。初日、顔をつけるのが怖い人もいましたが、徐々に慣れていきます。
大プールでは3年生以上が水泳練習を行いました。今日は放課後水泳練習が無かったので、泳ぎ足りない人もいたようです。