2月25日 仙台市交流給食
2025年2月25日 14時40分今日は2回目の仙台市交流給食でした。
なぜ仙台市?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
それは、宇和島市の歴史に関係しています。
宇和島市は歴史的な絆の深い仙台市、千曲市、大崎市、当別町の4市町を姉妹都市(国内)として、多彩な交流を行っています。
中でも仙台市は、仙台藩の伊達政宗の長庶子・秀宗が宇和島藩に入封したという歴史的関係を基に昭和50年、歴史姉妹都市として提携しました。平成17年、本市が合併したことから、改めて提携を結びました。
ということで、交流イベントの一つとして、2月14日と25日に宇和島市の児童生徒が仙台市交流給食をいただいたというわけです。
この交流給食では、宮城県の郷土料理を取り入れています。14日には「笹かまぼこの磯部揚げ」「温麺(うーめん)汁」、25日には「油麩(あぶらふ)丼」「ずんだ餅」が給食に登場しました。
今日は岩松小学校の栄養教諭H先生に来ていただき、給食全般を見ていただきました。
H先生持参の「油麩(あぶらふ)」と「温麺(うーめん)」
油麩(あぶらふ)は、宮城県北部と岩手県南部(一関近郊)の地域で食されている油で揚げた麩のことを指します。見た目はフランスパンのようです。
今日のメニューの一つである「油麩丼」は、肉を食べられない人のためにカツ丼あるいは親子丼の代わりとして提供し始めたのが最初とされています。
子どもたちに実物を見せながら、仙台市の食材の説明をしてくださる栄養教諭のH先生。
おいしさを笑顔で表現する6年生。
黙々と食べる1年生。
4・5年生はJTEのM先生にも来ていただいて給食を食べました。
図書館では2・3年生が養護教諭と給食を食べていました。
ずんだ餅の枝豆あんの甘さに戸惑った人もいましたが、「和菓子みたいでおいしい」と、初めての味に驚く人もいました。
宇和島市と仙台市。給食での交流を通して、互いのよさを感じることができました。