10月25日 校長講話
2024年10月25日 19時30分【校長講話】
まずは朝の元気な挨拶から始まりました。
今回の校長講話は、よりよい学校にするために、心にとめて意識してほしいこととして「凡事徹底」について話をしました。
「凡事」とは「当たり前のこと」、「徹底」とは「きちんとすること」。
つまり、凡事徹底は、「当たり前と思われることをきちんとすること」。言い換えると、「だれにでもできると思われる当たり前のことをだれにも真似できないくらいきちんと徹底してやることの大切さを意味する言葉」ということができます。
みんなにとっての「凡事」を聞いてみると、「挨拶」「掃除」「宿題」「食事」などが出てきました。
「挨拶を大きな声で心を込めて言う」
「教室の掃除を一生懸命する」
「宿題を丁寧な文字で時間をかけてする」
「食事のマナーを守って食べる」
などが上がりました。
どれも大事で、それを徹底できたらすばらしいことですね。
人によって頑張りどころや視点は変わるので、「凡事徹底」の内容や徹底の仕方は個人によって違ってくると思います。
それぞれに「凡事徹底」を自身のことに置き換えて真剣に考えていました。
でも、『凡事徹底ほど、難しい考えは無い』という人もいます。
それは何故かというと、「人は当たり前だ、簡単だ、誰でもできるという仕事においては手抜きをしがちで、どうせバレないだろうということを考えてしまいがちである。そのためいつまでも当たり前にできることを徹底的にやろうという考えを持ち続けることができる人は稀だからである」という理由です。
「さあ、みなさんは凡事徹底できる人になりますか。それとも手を抜く人になりますか。」
もちろん、清満っ子たちからは「凡事徹底できる人になる」という意見が返ってきました。
自分が大事だと思うことに徹底して取り組むことができる…
そんな経験をたくさん積んで、だれにも真似できないくらい一生懸命頑張っている自分を自負できる…自分を認めてあげることができる…自分を好きになることができる…そんな人に成長してほしいと思っています。
(この後、賞状伝達を行いました。その様子は後日お知らせします。)