2月10日 校区別人権・同和教育懇談会
2024年2月10日 13時13分今日は、校区別人権・同和教育懇談会に保護者・地域の皆様に多数御参観・御参加いただきました。
参観授業では、各学級が人権に関する視点を持って授業を行いました。1年「自分のよさ」、2年「生きることのすばらしさ」、3年「大切な命」、4年「自分・友達のよさ」、5・6年「自他の生命」、2組「心と体の成長」です。
1年 道徳「ええところ」
2年 道徳「ゆきひょうのライナ」
3年 学活「大切な命」
4年 学活「自分のいいところ」
保護者の方にもお子さんのよいところをワークシートに記入していただきました。
この学習の終わりには、自分のよいところ、友達から見た自分のよいところ、お家の人から見た自分のよいところ、先生から見た自分のよいところなどが1つの冊子になって各自に配られるそうです。だれかに認められているということは子どもたちの自信になり、大きな力になります。すてきな冊子に仕上がりそうです。
5・6年 道徳「東京大空襲の中で」
2組 「体の変化」
講演・ワークショップ
参観授業の後は、人権啓発課のY先生を講師にお迎えして講演・ワークショップを行いました。演題は「二番目の悪者」です。同様のタイトルの本を基に、「2番目の悪者は?その理由は?」というテーマで話し合いました。
参加者が自分の考えをグループになって出し合いました。2番目の悪者をだれか一人に絞るのが難しい内容なので、各グループいろいろな考えが出ていました。
グループとしての考えをまとめ、発表しました。
子どもたちの感想発表では、一人一人がしっかりと我が事として今日の学習を捉えていたことが伝わり、うれしくなりました。子どもたちの成長を感じた時間でもありました。
うわさを流した人も、そこに同調した人も、うわさをあおった人も、否定もせず声も上げなかったうわさされた人も、みんな不幸な結果を招くまでにできることがあったのではないかと考えさせられる、深いお話でした。
講師のY先生が講演の終わりの方で言われた次の言葉が心にしみました。
「うそなのか本当なのかも
わからない話を信じ広めることが
さべつにつながる」
噂をうのみにせず、真実は自分の目で確かめて自分で判断しなければならないことも痛感しました。
今日の学びを、日々の自分のものの見方や考え方に生かしていきたいと思います。
終始、温かく皆の意見を受け入れるY先生からも学ぶところが多い講演でした。
講師のY先生、御参会いただいた皆様、今日はありがとうございました。